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夜更かし、夜型 虫歯のリスク
こんにちは。
今回は題名のような内容となります。
寝る時間や夕食の時間が遅い夜型の子どもは、虫歯になるリスクが高いということは以前から指摘されていました。
今回、それを裏付ける研究結果が出ました。(北海道医療大学による研究)
全身の体の健康のために規則正しい生活が良いというのは周知の事実だと思いますが、歯の健康のためにも夜更かしをせずに規則正しい生活を心がけることが大切であると言えます。
ちょうど今年のGWは長期であったので生活習慣が少々乱れてしまった方もいるのではないでしょうか?
研究結果によると乳歯がある子供では、就寝や夕食の時間が夜遅くなったり、夕食時間が不規則になったりすると虫歯が多くなる傾向が表れたということです。
永久歯がある子供(だいたい中学生~)では、夕食時間が不規則になったりすると虫歯が多くなる傾向とのことです。
特に夕食の時間帯が不規則だとこのような傾向になるということがわかるかと思います。
研究グループによると、夜間は唾液が減り細菌への防御が弱まるため虫歯になりやすくなると考えられ、夜型や生活が不規則な子どもは虫歯のリスクが高くなることを示す結果となったとのことです。
今回は子供に関しての研究結果ですが、特に夕食の時間が不規則になって就寝直前に食事をする大人の方も同様のことが言えると思います。
食後に歯を磨いたとしても、唾液の抗菌作用などが唾液が少ない時間帯だと期待できないのです。
唾液の機能は実感しにくいと思いますが虫歯、歯周病に対してとても大切な役割を果たしています。
仕事の都合上、夜勤があったりして不規則になってしまう方もいると思いますが、それ以外の方には是非夕食の時間帯を意識していただきたいと思います。
早寝早起きの生活が肥満や生活習慣病の予防にもつながると言われていますが、歯の健康にも大切です。
自分の歯を大切に健康習慣を身につけましょう。
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横浜相鉄ビル歯科医院 吉田