虫歯治療、詰め物、被せ物
審美治療、ホワイトニング

虫歯治療

冷たいものや、温かいものがしみる。
甘いものを食べると歯が痛い。
歯がズキズキする。
歯に穴が開いた。
こういった症状があるときは、虫歯の可能性があります。

虫歯の原因

虫歯(う蝕とも言います)の原因はプラークです。
プラークとは歯垢のことで、口の中の細菌が歯の表面に付着し、固まった状態のことを指します。
このプラークには1mgにつき1億以上の細菌がいると言われています。
この細菌が糖質を栄養にして増殖して、更に酸を出すことによって歯の表層のエナメル質を溶かし(脱灰と言います)、進行すると穴となってしまいます。

食事をするとお口の中は酸性へと傾きます。
これを唾液が中和し、溶け出したミネラル分が歯の中に戻るため、食事後にすぐに虫歯になることはありません。
しかし、磨き残しによってプラークが増殖したり、口の中に長時間糖分が存在したりすると、歯の中に溶け出たミネラル分が戻らず、虫歯へと発展します。

毎食後の正しいブラッシングでプラークをしっかり落とし、常にお口をキレイにしておくことが重要です。
また、だらだらと食事やおやつを食べ続けないようにして、口の中に糖分がある時間を減らすことが重要です。

虫歯の進行程度によってそれぞれ5段階に分けることができます。

歯科検診で歯医者さんが「C1」とか「C2」と言っているのを聞いたことがあると思います。
その内容はこんな感じです。

【CO】

本当の初期虫歯で、歯の表面のエナメル質がわずかに溶けはじめて白濁していますが、痛みは感じません。
ちなみに、COの「O」はObservation(観察)の頭文字の「O」です。

■治療方法

フッ素という薬剤を歯に塗布し再石灰化を促し、虫歯が進むのを抑えます。また適切なブラッシングを行うことで治癒することがあります。

【C1】

歯の一番表面のエナメル質が溶け、黒い小さな穴ができた状態です。冷たいものがしみることはありますが、あまり痛みは感じま
せん。

■治療方法

薬剤を塗布して進行を止めたり、削って治療する場合でもほぼ痛みのない処置で終わります。

【C2】

象牙質(図ではオレンジ色の部分)に虫歯が進んだ状態で、冷たいもの・甘いものを食べるとしみたり、痛みを感じることがあります。

■治療方法

虫歯部分を削るため、麻酔をし、樹脂(レジン)を詰めます。
(型取りをして詰め物をする事もあります。)

【C3】

虫歯が歯髄(歯の神経)に達し、大きな穴が空いている状態です。
飲食時に痛みを感じ、次第に何もしなくてもズキズキと痛むようになり、歯ぐきが腫れ、出血をすることもあります。
痛みを感じなくなることもありますが、歯の神経が死んでしまったサインです。
そのままにしておくと、神経が腐り、細菌が歯の根の先まで入りこみ、痛みが復活しさらに痛くなります。

■治療方法

虫歯を削り、歯の根の治療(根管治療:こんかんちりょう)により神経を取り、「被せ物」をします。
膿(うみ)がある場合でも根管治療で膿の原因である細菌を除去し、根の中をきれいにしていきます。
また場合によって、抜歯することもあります。

【C4】

歯冠部分がほとんど溶けてなくなり、歯根まで虫歯に侵された状態です。神経が死ぬと痛みはなくなりますが、歯根部に膿がたま
ると再び激しく痛みます。また、膿が出て、歯ぐきが腫れます。

■治療方法

場合によっては保存治療を試みることもありますが、抜歯が一般的です。
歯を失った後の治療は、入れ歯・インプラント・ブリッジのいずれかになります。

当院では歯を最大限残すことを目標に、歯を削る量は虫歯のみの最小限にとどめ、患者様に年齢を重ねても自分の歯で食事を楽しめるような治療を提供できるように努めています。

詰め物

虫歯等で歯を削った場所は、詰め物や被せ物で歯の機能を補います。

直接お口の中で樹脂の材料(レジン)を埋めて固める場合や、型をとって銀歯やセラミックで埋める治療があります。特に型をとった場合の物を、歯科用語でインレーと呼びます。

このインレーは様々な種類があり、金属のみ、プラスチック、セラミック(陶器)、プラスチックとセラミックのハイブリッドと多種多様です。
見た目も、特性も、値段もそれぞれ違います。
患者様のご予算やご要望を伺い、最適なご提案をいたしますので、遠慮なくお話してくださいませ。

保険治療の場合

金属のインレーや樹脂で直接埋める方法が一般的

  • 金銀パラジウム合金 いわゆる銀歯と言われるものです。
  • コンポジットレジン 光で固まる樹脂材料です。経年的に変色しやすく見た目もセラミック等に劣ります。

また、保険治療のものは自費治療に比べると歯との間の隙間から虫歯になってしまう可能性が高く治療をやり替えることがあります。

自費治療の場合

より精度の高い技工物(歯との隙間が出来にくいもの)や、歯と同色の白いセラミック等を使用して埋める方法がある。

セラミックインレー
金属を使用しないため金属アレルギーの方でも安心して入れることができます。また経年的に変色をしないため、綺麗な見た目を維持することができます。精度も高く、保険のものよりも隙間から虫歯になりにくいです。

被せ物

削った歯全体に被せるものです。
歯科用語でクラウンと呼ばれます。
保険適用の銀歯から、自費の白い被せ物(セラミック、ジルコニア、e-maxt等)まで様々な種類があります。

保険治療の場合

  • レジン前装金属冠(※前歯のみ) 銀歯に樹脂材料を塗装したもの。
  • フルメタルクラウン いわゆる銀歯。
  • CADCAM冠(※治療できる歯が限られています)樹脂材料とセラミックのハイブリッド

自費治療の場合

  • メタルボンドクラウン
  • ジルコニアクラウン
  • ジルコボンド
  • e.max

詳しくは以下説明があります。

審美歯科治療

歯が機能することはもちろんのこと、見た目の美しさ、審美性に重点をおいた治療です。

銀歯を白くしたい。
被せ物の色や形が気になる。

などといった希望や悩みに対応いたします。
特に近年は、メタルフリー治療という金属アレルギーのリスクを回避するために金属を使わない治療が浸透してきています。

当院では、セラミック素材を用いた治療では専門の歯科技工士(主に被せ物などを製作)に依頼します。
歯の色や形態に関して、患者様と歯科医師、専門の歯科技工士で綿密に納得いくところまで追求していき、高度で精密なセラミック治療を提供していきます。

※歯の場所によって、白い歯が保険でできることもあります。

メタルボンドクラウン

これは金属のフレームを裏打ちとして、セラミックを焼き付けていったものです。
表面として表に見えるところはセラミックを使用していて、それ以外が金属、といった具合です。
セラミック部分はグラデーションをつけることができ、隣の歯の色調に近づけることができます。
また汚れが付着しにくく衛生的で、経年的な着色の心配は少ないです。
金属を使用しているので透明感はセラミックのみのものに劣ります。
また、金属イオンが溶け出すことによって歯肉が黒ずんでくることがあったり、歯肉が下がると金属部分が見えることもあります。

ジルコニア、ジルコボンド

ジルコニアという素材は、ジルコニウムという金属の酸化物で白色の個体です。金属を使わず、軽くて丈夫で安全な材料としてこの10年ほどで歯科業界の中でも躍進した材料です。
ジルコニア単体では白く綺麗なのですが、隣の歯に色を似せたりグラデーションさせてより自然な見え方にするためにセラミックをジルコニアの上に塗装していきます。これがジルコボンドというものです。

メタルボンドクラウンは金属がフレームとして裏打ちされていたのに対して、ジルコニアが裏打ちされているものをジルコボンドと言います。よって金属アレルギーの方にも使用できます。

また装着する際には、歯と分子レベルで強固に接着するため、治した部分から虫歯になりにくい利点が挙げられます。
表面も樹脂の材料よりも汚れが付きにくく、虫歯になりにくいだけでなく時間が経っても変色しにくいことが樹脂材料と比較して大きな違いとなります。

e.max

こちらは商品名ですが、二ケイ酸リチウムガラスセラミックというガラスを主成分としたセラミックをプレスして作製するものです。もちろん、金属アレルギーの心配はいりません。
また透明感があり、天然の歯のような自然な見た目にすることができるのが特徴です。
ジルコニアより強度は劣りますが、程よい強度のため噛み合わせる歯を傷めたりすることが少ないです。
ジルコニアと共通して、装着する際には歯と分子レベルで強固に接着するため、治した部分から虫歯になりにくい利点が挙げられます。
表面も樹脂の材料よりも汚れが付きにくく、虫歯になりにくいだけでなく時間が経っても変色しにくいことが樹脂材料と比較して大きな違いとなります。

ジルコボンドとの比較

ジルコボンドで作るクラウンの短所は、ジルコニアの裏打ちに盛られた外側のセラミックの強度がe.maxの表面の強度より劣る点です。
e.maxはジルコニアやメタルボンドクラウンと違い1種類の材料のブロックから作られるのが最大の特徴です。2種類の材料から作られるものより表面強度があるため、かけてしまうといったことが少ないです。
ジルコニアと比較しe.maxは高い透明感はありますが、良くも悪くも元の歯の色をひろってしまうといったことも挙げられます。

ホワイトニング

芸能人は歯が命といわれていたように、歯が白いことは健康的な印象を持ちます。

歯がだんだん黄ばんできた。
人前に出ることが多い。
笑顔に自信を持ちたい。

そんな方には、歯のホワイトニングが効果的です。
歯を白くすることで思いっきり歯を見せて笑えますし、お話も気兼ねなくできます。
使用する薬剤も厚生労働省の認可したものなので、安心です。

ホワイトニングには、歯科医院で行うオフィスホワイトニングと、ご自身で行うホームホワイトニングがあります。
詳しいことは当院スタッフまでお尋ねくださいませ。

医院で行う場合はこのように歯に薬剤を塗布します。