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歯のコラム

矯正 犬歯

犬歯は歯の中でも噛み合わせにおいてとても重要な役割を果たしています。
この犬歯は、現代人では正しい位置に生えない方が多くなってきています。
重要な歯であるのに適切な位置にきていないため、噛み合わせの不具合によって奥歯に負担がかかって歯が悪くなってしまった方を時々お見掛けします。
そのため矯正をして犬歯の役割をしっかりと果たすことはとても重要なことです。
 
犬歯以外にも歯は種類があります。
食事をする際に最初に物を噛み切ったり、発音にも影響する平たい形状をした切歯。
食べ物をすりつぶす大きい奥歯である臼歯。
切歯と臼歯の間にある犬歯は、食べものを切り裂く牙のような形状をしています。すべての歯の中で根っこがいちばん長く、強度があり、切歯や臼歯に比べて最後まで残存しやすいと言われています。
また顎の動きを正常に保つのが犬歯の一番の役割です。
咬み合わせの位置を保ち、顎の動きを正常に動かすガイドのような役割も担っています。
 
上の犬歯が生えてくるのは、年齢でいうと10~12歳頃です。
顎が小さく歯が大きい現代人は、犬歯が正しい位置に生えようとしも十分なスペースがなく、行き場を失い萌出障害を起こしてしまいます。両隣の歯は生え切っており、高い位置から顔を出す上の犬歯は、その位置でストップしてしまうのです。
冒頭にも述べたように、犬歯は咬み合わせを安定させる要となる歯。
犬歯が正しい位置に生えないと、長期的にみて臼歯の咬み合わせに負担がかかり、最悪の場合臼歯を失ってしまうこともあります。
また、笑った際に上の犬歯が上方に位置し、審美障害をきたすこともあります。
 
このように見た目だけでなく機能的な問題も生じる犬歯の位置異常。
正しい位置に矯正することは大変意義があることなのです。
 
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