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歯のコラム

パルスオキシメーターとは何か。

パルスオキシメーターという機器についてわかりやすく説明していきたいと思います。
 
私たちは無意識に呼吸し、酸素を取り込んでいます。
肺に到達した酸素は、心臓にかえってきた静脈血中の赤血球に含まれるヘモグロビンと結合し、動脈血として全身の組織に送られます。
この血液中のヘモグロビンの何%が酸素と結合しているかを表したものを酸素飽和度と言います。
 
皮膚を通して、この動脈血酸素飽和度(SpO2)と脈拍数を測定するための装置がパルスオキシメーターです。
これは、酸素との結合の有無が、赤色光と赤外光の吸光度が異なることを利用しています。
指にはさむことだけで簡単に測定できます。
動脈血酸素飽和度(SpO2)の正常値は97~98%です。
 
酸素飽和度は肺や心臓の病気で酸素を体内に取り込む力が落ちてくると下がります。睡眠時無呼吸症候群の簡易診断にも利用します。
爪の変色やマニキュアなどで光の透過が邪魔されると、正しく測定されないことがあります。
その他、体動やセンサーの圧迫が強い場合も数値が不安定になります。
 
歯科治療中にも必要に応じて、計測しながら治療をすることがあります。
むし歯や歯周病の簡単な治療でも、モニタリングが必要なケースもあります。
そういった際は必ず全身疾患について正しい情報をお伝えください。
 
 
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