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歯のコラム

歯垢が溜まりやすい3つのスポット

こんにちは。
いきなりですが、皆さんは歯垢(細菌の塊)がたまりやすいところを知っていますか?
主に溜まりやすいところというと3つの箇所がよく挙げられます。
このポイントを意識して磨いているかいないかだけでも、磨き具合に影響してきます。

ちゃんと磨けているという自信はありますか?あまり自信がない方が大半であると思いますし、自分では磨けているつもりでもたくさん汚れが残っている方も見受けられます。
実際には歯磨き指導をしても、本当にしっかり磨けている方は約2、3割いるかいないかというところでしょうか。
あくまで私の体感で、細かな炎症までチェックして厳しい目線で見ての話です。
残りの方も継続して指導を受ければできるようになる方もいます。あくまで1度の指導でできるようになっている方です。
しかしむし歯や歯周病をこじらせてしまうということはしっかりと磨けていないということがほとんどです。

ではそういった方はどうすればよいでしょうか?
まずは歯みがき指導を継続してしっかり受けて、磨けているという段階に入る努力が必要です。
それでも残念ながらなかなか難しい箇所や、できない方もいます。
そのために定期的に歯医者さんにメンテナンスに通うことが大切です。
つまり、歯みがき指導を定期的に受けることと、歯科医院でのプロフェッショナルケアを受けることが大切です。

ここで少しでも磨き具合を変えるために冒頭にお話した、歯垢の溜まりやすい3つのスポットをご紹介します。
最初はこれを意識して磨く事が大切で、無意識にその部分を集中的にやれるようになることが理想です。

①歯と歯茎の境目(歯ぐきのきわ):歯垢が一番たまり、残しが多いのがここです。帯状に歯茎との隙間にたまってしまいます。

②歯と歯の間:歯ブラシでは掃除しきれず、フロスや歯間ブラシが必要です。ここから虫歯になることが多いです。

③奥歯のかみ合わせの溝:特に子どもの虫歯はここからできます。

歯を磨くというと歯の表面を磨いているだけの方が大変多いです。
実はここは、磨かなくても舌やほおと接触してこすれるので歯垢はあまりたまらないところなのです。
歯磨きの狙いは、歯茎の際や歯の隙間と言えます。
また歯磨き剤をつけすぎると爽快感があり磨けた気になってしまいます。これで磨けていると勘違いされている方が多い印象です。肝心な歯垢が素通りされてしまっているわけです。
そして歯ブラシでは歯垢の6~7割程度しか掃除できません。
フロス」や「歯間ブラシ」が必要です。お口の掃除が上手な人は、これは以前も記事にしたので詳しくはそちらをご覧ください。
これらを意識して継続的にメンテナンスに通い、継続的に歯磨き指導を受けることが大切です。
お口の中の環境は日々変化していますので、一度指導を受けたから大丈夫という方はあまりいません。
その都度ポイントを指摘してもらうことが重要です。

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