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歯のコラム

新しい書籍を購入しました。「歯内療法に生かす根管解剖」

こんにちは。
この前、「歯内療法に生かす根管解剖」という書籍を購入しましたので今回記事にしたいと思います。
吉岡隆知先生の書籍で、根の治療に力を注いでおり、何度かセミナー・勉強会に参加したことがあり大変わかりやすかったので購入してみました。
 
根管といって歯の根の中の神経が入っている細い管は様々で複雑な形態をしています。
私自身、根の治療は好きなので根管解剖については「臨床根管解剖」という木ノ本喜史先生の書籍も大好きで熟読しているほどです。
 
根の治療は患者さんとしてはよくわからないという方が多いと思います。
むし歯の治療はむし歯を削っているなとわかると思いますが、根の治療はよく友人にも「針でカリカリやってるあれ何?」と聞かれますのでわかりにくいものなんだと思います。
あのカリカリやっているのは、歯の根の神経が入っている細い管をひっかいて機械的に清掃しているのです。
根の治療の基本となる治療です。
近年は器具や顕微鏡などの発達によって根の治療の精度が上がってきていますが、根の構造はかなり複雑な形態をしています。
曲がっているものが多く、途中で分岐したり、途中で繋がったり、更に細い管やスジがくっついていたり…と多種多様です。
歯の部位、つまり前歯や奥歯でも形態は異なります。
そのためこういった根の解剖学が重要となるのです。
 
 
今回の書籍は、透明標本を使った写真が多く、実際のリアルな歯の状態について目でみて感じ取ることができ大変参考になりました。
紹介した両方の書籍はかなり私の中でもお気に入りで、オススメの書籍ですので、歯科医師になりたての先生は勿論のこと、熟練の先生でも一度購読すると理解と知識の整理ができると思います。
 
 

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