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日々の徒然なるままに

温泉療法 温泉で歯が溶ける?

こんにちは。
ラグビーワールドカップで日本はおしくも敗れてしまいましたね。
ですが、最後まで戦う姿勢など胸をうたれるものでした。
もうあっという間に決勝戦を残すのみとなりました。
元日本代表のコーチであり、決勝を控えるイングランド代表のコーチであるエディー・ジョーンズ監督は、温泉が大変良いリカバリーになっていると話しています。
 
温泉に入ると体に良いとよくいいますが、温泉療法という言葉があるくらい古くからその効能は注目されていました。
今回はこの温泉療法について記事にしたいと思います。
 
温泉の医学的な効能については大別すると次のように示されます。
①物理的作用
②自律神経の正常化作用
③化学的作用
 
まず、温泉の物理的因子による効果として温熱効果、浮力による効果、静水圧による効果が挙げられます。
内臓の負担が軽減し一定のマッサージ効果があると言われています。
またこの状態で呼吸を行うことによって肺機能を強化することが可能です。
温熱による作用はで体温が上昇し、血行を促進します。またリラックス効果も期待できます。
 
自律神経に対する効果として、副交感神経に働きかけます。
温泉に浸かることによって筋肉が弛緩し、リラックス効果が期待できます。
血行促進による脳への負担を軽減し、温泉地周囲の大自然や大浴場に触れることで苦痛、社会的ストレスなどから解放されることも期待できます。
これを転地効果と言います。(住み慣れた土地を離れて別な環境に身を置き療養することによって得られる効果)
 
次に化学的因子による効果とは含有成分による効果です。二酸化炭素、食塩、石膏、アルミニウム、硫黄など様々です。
各温泉ではこれらの成分を表示することが義務づけられています。
 
温泉の健康効果という意味において特に重要なことは、化学的因子と転地による効果であると言われています。
 
温泉によっては、飲泉といって、源泉を希釈した温泉水を提供しているところもあります。
こういった場合には成分によっては、少々歯のエナメル質を溶かしてしまうものもあるのでうがいをしっかりとするように注意しましょう。
エナメル質が溶けると、歯の表面が白く白濁したり、むし歯のようにへこんでしまう可能性があります。
エナメル質が歯の保護等大変重要な役割を果たしているので、溶けてしまうと元に戻りません。
間違った知識で自分でおこなってしまうとこういったことになりかねないので、事前に確認しましょう。
 
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