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2020/01/15

[歯の治療に関すること]

醜形恐怖症 歯に異常な関心 症状が抜けない

醜形恐怖症は、日常生活に支障をきたす程に自分の体を気にしたり、異常と感じ苦痛を伴う疾患です。
実際はささいな外見上の欠点でも、必要以上に関心を抱き、ほとんどの患者はとらわれることを抑えることができません。
それがだまっていても頭に入ってきて、半日~一日中とらわれて生活に支障をきたします。
強迫症スペクトラムの一種として分類されています。
特に顔周辺に関心がいきやすく、目や鼻、毛、歯、体重、腹、脚など様々な部位を対象とします。
外見に対する自意識が強いため、人前に出るのを避ける傾向があります。重症の場合は、夜間にしか外出しなくなったり、まったく外に出なくなったりします。
 
多くの患者が、美容医療、歯科、外科などの治療を受け、悩みのある部分を矯正しようとします。
しかし、そのような治療では期待した結果を得られない場合が多く、かえって思い込みが強まったり、治療を繰り返してしまうことが多いです。
欠点だと思って治療を受けても、満足することはほとんどないのです。
 
歯のことだとよくあるのが、1日中、歯のことで頭がいっぱいになってしまったり、噛み合わせの違和感がずっと存在したりします。
また「あの時、この歯をこうしてから悪くなった」「だから、この歯を治療したら良くなると思う」といった自分独自の治療方針を構築してしまうこともあります。
原因はないのに異常と感じてしまうため、どこへ行っても原因不明と言われたりします。
また、異常が抜けきらないので、医院を転々として歯科治療を繰り返して行ってしまうこともあります。
 
多少のとらわれ感であれば、健康な人にも少なからずあるものです。
しかし長時間を費やし、日常生活に支障を来すレベルの場合に醜形恐怖症と診断されます。
患者さんは治療できない医師に憎悪を募らせ、余計に症状が悪化してしまうケースもあります。
精神科での、抗うつ薬(選択的セロトニン系薬物など)と認知行動療法が有効であると言われています。
これにプラスして歯科の場合は、医師だけでは専門的な知識は不足しているため、必ず歯科医師にも診てもらったほうがよいと言われています。
 
この疾患ははあまり研究されていないのが現状です。
精神障害であるにもかかわらず、患者さんが美容外科、皮膚科、歯科などに相談することが多く、精神科の医学研究の対称になりにくいためです。
あるデータでは、美容整形外科患者の中の7~8%が醜形恐怖症であるとのことです。
 
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横浜相鉄ビル歯科医院 吉田