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2019/08/08

[歯の治療に関すること]

お薬手帳

こんにちは。
今回はお薬手帳について記事にしたいと思います。
常用薬を服用されている方はもちろんのこと、時々病院で処方される方も一度はこのお薬手帳をもらっているはずです。
このお薬手帳は、医師・歯科医師や薬剤師が、患者さんがどのような薬をどのくらいの期間使っているのかを確認するために使用します。
また過去の服用履歴や、既往症、アレルギー等の必要な情報も記載しています。
複数の病院を使う方の飲み合わせの管理に用いられ、重複して処方されないような配慮のもと導入された制度です。
薬の中には別の薬と一緒に使うと、効き目が妨げられ作用が弱まったり、作用が強くなりすることがあるのです。
 
お薬手帳に、過去に受け取った薬の記録を貼り付けるのは患者さんご自身で行い、管理します。
貼り忘れがないことと、医療機関を受診する際には持ち合わせていた方が良いでしょう。
 
さて、今回お薬手帳を記事にしたのは、お薬手帳の問題点をついた記事を拝見したためです。
その問題点は確かに以前から私も感じていたことで共感したためどんな問題点か紹介いたします。
 
医師は診察をして状態を把握して処方箋を出すわけですが、お薬手帳には病名や病状が書かれないので、薬剤師さんは手帳を見ただけでは患者さんの状態を把握できないのです。
冒頭にも述べたように薬剤師さんは、相互作用や併用注意、禁忌をチェックし、処方内容自体に矛盾点がないか点検します。
ところが病名や病状が書かれていないので、病名や病状に合った薬なのかどうかという根本的な薬の適応状態をチェックできていないわけです。
処方された薬の種類から推測して、患者さんに尋ねても、自分の病気を正確に伝えられるとは限りません。
 
病気の種類によってこの薬は使ってはいけないという禁忌薬や、この薬は要注意というケースがあるのにチェックがきちんとできない現状なのです。
これでは本当の意味で薬剤師さんが十分な役割を果たしているとは言いにくいと思います。
 
たしかに処方箋は患者さんが目にしますから、例えばまだ宣告していないガンなどの場合に処方箋に病名を書けないといったことがあります。
そのためそういったことを考慮しつつ、うまく薬剤師さんに伝わる制度ができるとよいと思います。
一つの案としては、電子データとして患者さんの診療情報を医療機関と薬局が共有するという方法があがっているようです。
すでに実施している地域があるようです。
今後普及すると情報の共有によって更に安全な薬の飲み方ができるのではないでしょうか。
ただし不正アクセスで患者情報が流出するといった危険を伴うため、万全の防止策が必要不可欠と言えます。
 
 
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