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2019/06/28

[歯の治療に関すること]

骨密度、骨密度検査

こんにちは。今回は骨密度、骨密度検査についてお話します。
骨密度という単語は皆さんも耳にすると思います。
実際に骨粗鬆症になっている患者さんも当院には多くいますので、一般的でよく耳にする疾患だと思います。
そして骨密度検査は骨粗鬆症の診断にとても大切な役割を果たします。骨の強さを判定するための代表的な指標となります。
 
骨粗鬆症になると骨がもろくなって、骨折の原因になることが多いです。
また歯科的には、インプラントを打ちこむ際に骨質等が成功に絡んでくることもあります。
骨粗鬆症の方はインプラントができないわけではありませんが、歯医者さんとしては骨粗鬆症は気にかける疾患ではあります。
しかし実際には、骨粗鬆症の方がいた際にインプラントを一番気にかけるわけではなくもっと重要なことがあります。
これは以前も記事にしました「ビスフォスフォネート製剤 骨粗鬆症、がんの骨転移」の記事を必ずお読みください。
骨粗鬆症やがんの治療として使われるある種の薬が、顎の骨の壊死を引き起こすことが稀にあるのです。確率としては大変低いものです。
このように骨粗鬆症は歯医者さんとしても関わりが多い疾患なのです。
 
では本題である、骨密度検査について詳しく説明していきます。
骨の中にカルシウムなどのミネラルがどの程度あるかを測定し、若い人の骨密度の平均値と比べて自分の骨密度が何%であるか判定をします。
これにより、骨粗鬆症の診断ができます。
骨密度は思春期から20歳にかけて最大となり、40歳頃までその値が保たれその後減少していきます。
骨粗鬆症の診断基準では、若年成人(20~44歳)の骨密度の平均値を100%で表し、80%以上を正常とし、70~80%を骨量減少、70%未満を骨粗鬆症と診断します。
 
検査方法にはDEXA(デキサ)法、超音波法、MD法があります。
DEXA法は他の測定法と比べて測定精度が高く、診断、治療効果の判定に有効的です。
特に腰椎の骨密度測定は、骨粗鬆症の診断において最も標準的な方法とされています。
腰椎は骨代謝が活発な海綿骨が多いため、他の骨と比べて骨の変化を的確に反映してくれます。
ただし、脊椎の変形などによって腰椎での検査ができない場合、大腿骨頸部の骨密度を測定します。
 
近年になってきて、骨の強さは骨密度+骨質でなりたっていることがわかってきました。
以前は骨密度を中心に考えられていることが多くありました。。
しかし、骨密度が正常範囲であるにもかかわらず骨折リスクが高い患者さんがおり、研究が進んだことにより、人によって骨質に違いがあることが明らかになってきたのです。
骨密度の低下と骨質の劣化、その両方の影響により骨粗鬆症になるというわけです。(骨強度には骨密度が70%、骨質が30%関係していると言われています。)
 
特に女性は症状が無くても、40歳以上になったら定期的に骨密度を測ることをオススメします。
また歯科医院では検査数値、服用薬について把握する必要があるため、骨粗鬆症の方は必ず申し出ましょう。
 
 
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