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2019/06/10

[日々の徒然なるままに]

ゲーム障害をWHOが認定 ゲームと食いしばり 食いしばりが多い方とは?

こんにちは。
昨年からゲーム障害が話題になり、この言葉を聞いたことがある方も多いと思います。
5月25日に世界保健機構(WHO)は、日常生活に支障をきたすほどゲームに没頭する「ゲーム障害」を、新たな依存症として正式に認定しました。
 
近年スマートフォンやインターネットが普及し、より多くの方がデジタル媒体を手にする機会が多くなりました。
そういった影響でテレビゲームやオンラインゲームに夢中になって深夜までゲームをし、学校に遅刻したり休んだりする子供が増えているようです。
ひどい場合だと、長時間のゲームによって死亡してしまうケースもあるようです。
2015年に台湾人の男性が、3日間のゲーム漬けの後に死亡した。というニュースもあり世界的にも問題となっています。
 
Gaming disorder(ゲーム症・障害)は2022年1月から施行される予定で、アルコールやドラッグと並び、治療が必要な疾病となるのです。
 
さてゲーム障害は、具体的にはどんな症状をきたすのでしょうか。
特徴的な状態として、「ゲームをする時間や頻度を自分で制御できず、ほかの活動よりもゲームを優先させる程度が甚だしい」こと。
そしてほかの関心や日常的な活動よりゲームが優先で、悪影響が生じていてもゲームを続ける、または増やす状態です。
その結果、自分自身や家族、社会、教育、職業といった他の重要な生活機能に支障をきたしてしまいます。
こうした症状が少なくとも12カ月続いた場合に、依存症と診断されるということです。
 
こういったゲームに長時間集中した状態だと、頭痛やめまいなど様々な症状が出てきます。
また体に力が入り、食いしばったりする方が多いです。それによって一つの症状として、歯が痛くなったり顎が痛くなったりします。
 
これはパソコンなどのデスクワークや集中して仕事をする機会が多い方にも見られます。
歯が痛くて歯医者さんに行ったけど、虫歯はなく食いしばり歯ぎしりを指摘されたという方も少なくないはずです。
近年、こういった患者さんが増えているのを実感します。
また、まだ自覚症状がなくとも舌や頬の粘膜をみると食いしばったりしているなとわかるのですが、そういった患者さんも非常に多いです。
これは舌の縁が歯形でギザギザしていたり、頬の内側に白い線(歯の痕)がついていたりするので一目でわかります。
 
しかしどんな時に食いしばってるのか、自分では分からない場合が多いです。
食いしばりやすい場面としては、パソコンや集中作業、ゲーム中やストレスを感じる際など、緊張する時が多いようです。
 
上下の歯を無意識に噛み合わせる癖のことをTCHといいます。
 
通常、口や顎がリラックスして状態とは、前歯で1~2ミリ、奥歯で0.5~1ミリ開いていて上下の歯が離れて周囲の筋肉に力が入っていない状態です。
食事や発話の時以外は上下の歯は離れているのです。
歯が接触するのは1日約18分と言われています。
TCHを起こした状態は上下が常に噛み合い、過度に緊張してしまっています。顎に力が加わり、交感神経が働いて緊張状態が続いてしまっています。
顎関節症の患者の8割はTCHを起こしていると言われています。
 
歯の接触を減らすには、起きている間に歯を離すことを意識することが大切です。
噛みしめてしまったら深呼吸をして肩を下ろし脱力すると効果的です。
 
あなり自覚されていない方が多いので症状が出ないとなかなか完全に理解できない方もいます。
まずは歯科医院で説明をうけ、原因や予防について話を聞くことをオススメします。
 
ゲーム障害との関わりについても今後もう少し発展してくることでしょう。
 
 
横浜駅徒歩7分
横浜相鉄ビル歯科医院 吉田