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2019/06/07

[歯の治療に関すること]

口臭 女性の方が重症?

こんにちは。
今回、口臭の意識調査と検査に関しての興味深い考察があったので解説していきたいと思います。
 
口臭というと、イメージとして中年以降の男性でおこると思い浮かべる方が多いと聞きますがある調査によると女性のほうが口臭があったという結果が出たとのことです。
基準値以上の口臭は男性8.3%に対し、女子17.9%と2倍以上。
全体で見ても、約4人に1人が周囲が感じるほどの口臭あったとのことでした。
 
口の中の悩みの意識調査では、男性は口臭が第1位。女性は歯の黄ばみが第1位で口臭は5番目だっととのことです。
もしかすると前述のイメージから、男性は口臭を気にしている人が多いのかもしれません。
いずれにせよ、日本人の9割は口臭を気にしているという結果があり、関心度が高いことがわかります。
しかしマナーやエチケットとしてもとても大切である認識は浸透している一方、ご自身の口臭の具合に関してはあまり把握できていない方が多いです。
 
ところで、口臭が気になるのはどういった場面でしょうか。
これはアンケートによると、仕事の打ち合わせやあいさつをする際が多かったとのこと。
接客業でお客さんに接する機会が多い方は特に注意したほうが良いでしょう。
またデート中に相手の口臭が気になる、という点も多かったようです。
 
【口臭の原因について】
腸内環境の不調、呼吸器系や消化器系の病気などによるものもあるが、90%は虫歯や歯周病、歯垢などのお口の中のトラブルや舌苔が原因です。
ニンニクを食べたり、アルコールを飲んだりすることによって発生する口臭は一過性のものです。
他に唾液の量が少ないと口臭が出やすかったり、ストレスなどの精神的なものが原因による口臭もあります。
 
口臭のもとは、VSCという揮発性硫黄化合物(硫化水素、メチルメルカプタン、ジメチルサルファイド)によります。
これは、口の中にいる嫌気性菌が食べかすや粘膜細胞などのタンパク質を分解して作られたものです。
舌苔では卵が腐ったような臭いの硫化水素、歯周病ではタマネギが腐ったような臭いのメチルメルカプタンが原因物質となる。
歯周病に由来する口臭の方が、舌苔に由来するものより6倍も臭いと言います
 
 
【女性のほうが口臭がある】
女性の方が口臭があるのは、女性ホルモンが関係しています。
詳しくは以前の「歯周病の悪化 妊娠期 月経期」を参考にしてください。
 
 
【口臭の予防と対策。セルフケアと歯医者でのプロフェッショナルケア】
まずは絶対的な基本として歯ブラシ、フロス、歯間ブラシなどを利用してセルフケアを充実させることで嫌気性菌の数が減って口臭が減ってきます。舌苔は舌ブラシなどでこすり落とします。
舌苔の清掃法等の詳細は以前の記事の「舌ブラシ 舌苔 口臭」をご覧ください。
 
また歯周病や虫歯があればその治療は必須です。
約3~4カ月ごとに定期健診に通って、プロフェッショナルケアを受けることも重要です。
セルフコントロールのみでは、9割が維持できず悪化するという調査結果もあります。セルフケア、プロフェッショナルケアの両立で口臭対策をしましょう。
 
また口臭ケアとして普段から意識したほうが良い点を説明していきます。
それは「うがい」です。
 
うがいは、歯ブラシで取り切れない嫌気性菌や食べかすを除去でき、やり方を工夫するとかなり効果があります。
コツとしてはまず、口の中全体に水がいきわたるように、ブクブクします。そして舌を上あごに押し付けて、前後に擦ってゴシゴシうがいします。
その後喉の奥の方でガラガラとうがいをし、途中からアーオーと声を出しながらうがいすることで喉の奥のほうが開き効率的にうがいができます。
起床時、食後、就寝前に行うと良いでしょう。
 
これらのことを実践し、爽やかな息を手にいれましょう。
 
横浜駅徒歩7分
横浜相鉄ビル歯科医院 吉田