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2019/02/22

[歯の治療に関すること]

ビスフォスフォネート製剤 骨粗鬆症、がんの骨転移

こんにちは。
今回はビスフォスフォネート製剤(以下BP 製剤)について説明したいと思います。
  
 
ビスホスホネート系薬という薬はがんの骨の病変、がんの骨転移、がんによる高カルシウム血症、骨粗鬆症、などに対する治療に用いられます。
BP製剤使用経験のある方が歯を抜く(抜歯)などの顎骨に刺激が加わる治療を受けると顎の骨が壊死(顎骨壊死)する場合があることが分かっています。
報告によると、骨粗鬆患者さんに対する経口薬の使用で0.01%程度起こると言われています。
具体的には歯ぐきの腫れ、痛み、膿が出る(排膿)、歯の動揺、骨(顎骨)の露出などが生じます。
  
症状を聞くと少々怖く感じる方も多いかもしれませんが、確率としては低いものです。
ここ10年で特に重要な副作用として歯医者さんの中で扱われています。
それも明確な発症メカニズムがわかっていないのです。
服用をしている患者さんには必ず歯医者さんかかる際に、服用の旨を伝えることが重要です。
そして実際に処方をしている医師との連携も大切になってきます。
  
発生機序が不明確なものの、口の中が不衛生な状態であると、この顎骨壊死の感染を悪化させるおそれがあるということがわかっています。
したがって、BP製剤の投与を受けている患者さんは、定期的に歯医者さんを受診し、歯と歯ぐきの状態のチェックを受け、
ブラッシング指導、やクリーニング等のメンテナンスを受けることが大切です。
また歯を抜くような状態にならないよう、より歯を大事に管理していただきたいと思います。
 
服用しているけど歯医者さんには通っていない方や、定期健診をさぼってしまっている方はぜひご相談ください。
 
 
横浜駅徒歩7分
横浜相鉄ビル歯科医院 吉田